ひとりごと


2002年5月19日

いろいろな闘病日記

 ホームページを立ち上げて約2週間となった、そもそもこのページを立ち上げるきっかけとなったのは”なごやの毒” を連載されていたページの管理人さんに病人の心がまえというものをページを通じて教えていただいたことにより、 自分も何らか、この病気に対する情報を発信しようと思ったことである。管理人は移植をして1年以上たつのだが 生存率カーブがある程度落ち着いて来たがまだまだ予断を許さないと思っている。ゆうまでもないが まだまだ闘病中なのである。いつ終わるかと言えば ガンは5年たてばほぼ良いといわれているので、これくらいが目安かなのも思っている。ただいろいろなページをチェック していると移植後10数年たっているかたでも再発の恐怖をお持ちであるということがわかった。僕はまだこの境地にはたっていない のだが贅沢な悩みといえばそうなのかもしれない。実は、ここしばらく当サイト柴犬のページにおいて移植時の情報を書き入れようか どうか迷っているのだが、僕はまだ勝者ではないのだが勝者の理論でものをいっていいかどうか、自分が移植前病室で必死にホーム ページを見ていたときに自分の病状と対比し恐怖を感じたこともあった。また、羨ましく思ったこともあった。 ということでまだ書きこみができないでいる。

 移植をすれば、個人差でいろいろな状況が出てくる、例えば管理人本人が突然サイトから消えてしまうようなことも あり得る。インターネットの時代、白血病患者サイトも100くらいはあるはずだ。今、もしこのページにみえて現に抗ガン剤 治療、もしくは移植前の患者さんは必要な情報のみ選択して記憶におさめ、後は切り捨てる方法がよいかもしれない。

 管理人も実は消えたサイトを何回も見に行って鬱になったり、また勝者の理論でかいてあるページは当時は腹が立ったり した【今ではそれほども感じなくなったが】のであまり人のことはいえない。 

 以上いろいろとネット情報の良いところ、悪いところを述べたが、ただどのページも本質は、自分の仲間に役に立てれば という思いで作られているということである。


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