ひとりごと
2002年11月23日
人間は当たり前であるが歳をとる
今週の頭は念願のポールマッカートニーのコンサートへいってきた。ポールの来日はビートルズ時代も含めると4回目になるはず であったが今まで10年くらい前来日の時は来ていたことは知っていたが、行く気はなかった。今回行く気になったのは、ビートルズ ナンバーを多数やるという情報があったからである。彼は若い時に精魂込めて作った曲を30年以上の歳月を経てやっとのことでしがらみ から解放されやっとのことでファンに披露する運びとなったわけである。ここでなぜ急遽ワールドコンサートをやることとなったかというと 彼曰わく"失ったものの大切さが解った"といような主旨のことを述べていた。彼ほどの資産をもつとわざわざ1人14000円のチケット *5万人【1ステージあたり】のコンサートをしたとしても別に資産の増は微々たるものであり、その目的は、やはり、ファンサービス と新婚旅行であろう。管理人自身、小学校3年くらいの時にアルバム"HELP"を購入して以来ビートルズファン歴20数年を数える結構長い ファン歴である私から見たポールマッカートニーは、ビートルズメンバーの中でもっとも知的で仕事熱心で、計算尽くされた名曲の数々 は宝石にも例えられることが魅力であると考える。一方もう1人のメロディーメーカーであるジョンは男っぽく、曲は社会風刺の鋭い、かめばかむほど 味がでる濃厚なナンバーが多い、ちょっと話はそれるが男らしいといえばジョンの若かかりし頃の歌う姿はがに股であったりする。 ジョンの代表作について少しふれるとビートルズファンの好きな曲に必ずランキングされる"ストロベリーフィールズフォーエバー" "インマイライフ""アデイ・イン・ザ・ライフ"は聞くたびに表情を変える不思議な曲である。ここでビートルズファンはジョン派 とポール派に分かれることとなる。僕自身ジョンのよさが解ってきたのは実はここ最近で若い時はビートルズ時代のポールマッカートニー の洗練さと緻密さが好きでどちらかといえばポールの曲を主に聴いていた。.....と管理人のビートルズオタク話はここまでにして 、歳をとると人は変わるポールはたぶんジョンがやる気がないのに嫌気がさしてビートルズを解散させたと思うが、 コンサートでジョンの話をするようになったというのは人間まるくなったということであろうか。以前にもちらっと書いたと思うが 管理人はブートレッグの収集や記録を通じて、生ビートルズに会えなかった代償として想像のビートルズを見てきた。 ファンというのは実際に本物と会うような機会に恵まれることもなく、そうすることでしか触れることのできない不思議な世界 をもっていると思う。ここ最近思うことは病気になる前はひたすら生きてきた気もするが、後はたまにはジョンのようにやる気を なくしても良いのではないかと思うことがある。僕も歳をとったのかはたまた病気のせいなのか。 【ただ今、試験疲れもあり更新が滞っていますが気長にみていてください】