入院 3週目  15日目〜 21日


    2000年7月13日入院 15日目

先生から説明がある。

食事、朝100% 昼 100% 夕 100% 尿2400ml PC10単位輸血【AB型】、HLA兄弟と合わず、発熱37.5℃
※この頃には、悲しむことを辞めていたが。HLAが合わないことについては、自分のクジ運の悪さに嫌気がさす。

2000年7月13日入院 16日目

体調良好、白血球本日500、1000にならないとダメ
息子、仕事に行きたいという。出血斑も治まってきた。
かゆみもない。血小板8000、尿の出が悪い、水分を多めにと指示あり。

食事、朝100% 昼 100% 夕 100% 尿2350ml 、白血球500、血小板8000、体調良好、無性にトマトジュースが飲みたくなる。

※抗癌剤の成果で骨髄いっぱいの芽球が少しでも減ったことで、体調が幾分良くなったものと思われる。

2000年7月14日入院 17日目

主治医より、もう少し先に骨髄検査をする予定。感染症予防のため抗生剤を使い続けます。
増えれば、売店に行くことも可とします。
朝 熱36.3度だった。
昼 熱37.1度

食事、朝 100% 昼 100% 夕 100% 蓄尿終了  、MAP2単位輸血【AB型】、非常に退屈、外に出たい。
※無菌病棟の生活は辛い。なにしろ病棟の外には出られない。病室の窓からみえる鳩の生活を観察していた。そのうちに鳩の個別の特定が可能となった。 

2000年7月15日入院18日目

Yasu妻より少し息子が物事を前向きに考えるようになったと聞く。
血小板輸血予定?

食事 朝100% 昼100% 夕100% 頭痛ひどい、寝てばかり、PC10単位輸血【AB型】
※元友達も昔、この世界にいたなあと思いつつも、やっぱり外から見るのと、中から見るのとは、だいぶ違うものだなぁと客観的に物事が見られるようになった。←この件についての詳細はプロフィールのYasuが薬剤師になった理由を参照してください。

2000年7月16日入院19日目

息子が人が来ない狂ってしまうと話をした。

食事 朝100% 昼100% 夕 30% 発熱37.7℃ 熱があるにもかかわらず食欲あり元気である。
※妻も子供の世話があるにしろ。あまり見舞いにも来なかったので気分が悪かったことを記憶している。

2000年7月17日入院20日目

勤務先に手続き
移植は登録後1年か同じ病室の子もそうだったらしい。

食事 朝100% 昼100% 夕100% MAP2単位輸血【AB型】
※移植の経験談を聞くと移植まで時間のかかるものだなぁとつくづく思った。ボランティアに頼っているので、あまり無理もいえない。

2000年7月18日入院21日目

白血球上がり悪い 来週心臓の検査、明日採血、血小板いれる予定
ノートパソコン購入予定
息子は学生時代の話ばかりしている。

食事 朝100% 昼100% 夕 80% 熱37.8℃、体重86.00s、 血圧136−80、ネット生活の為ノートパソコン差し入れ、半月分診療費30万3375円支払う。

※精神が不安定だと、自分がいちばん充実していて輝いていた時代を思い出すものである。


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