入院 4週目  22日目〜 28日


2000年7月19日入院22日目

髪の毛が半分以上抜けたので本人の意志で頭を丸めた。
熱39.1度、解熱剤使用
Yasu娘 息子の写真を見て「とうたん」というようになった。
午後より気分がよくなったようだ。
膝の関節痛い。テレビを見ていたら白血病、脳腫瘍と高圧線との関係というものがやっていて 気になった。【実はYasuは高圧線の近くに住んでいる】 近所の高圧線と発病に関係がある?ということを話した。
退院の子供さんからテレカをいただく。息子は「どうしたらそんなに大きくなれるの?」と聞かれたので困っていた。

食事、朝100% 昼 50% 夕100%、白血球500、 PC10単位輸血【AB型】、心エコー検査←抗ガン剤による心毒性の影響の検査、発熱39.1℃

※頭を丸めてすっきり。風呂もずっと入る許可がでないので毎日体ふきばかり。後から水なしで使えるボディシャンプーの存在を知ったのだが、もう少し早くわかっていたら不快な思いをしなくてもよかったのにと思う。

2000年7月20日入院 23日目

食事、朝100% 昼 50% 夕 0% 、発熱39.1℃、さむけ強い、家族が熱田神宮に病気平癒の祈願をしてきた。 
MAP輸血
※私はあまり信心深くはないが、気分の問題であるとは思う。

2000年7月21日入院 24日目

食事、朝 100% 昼 70% 夕 80%、歯茎が痛いので歯ブラシ交換、出血斑ドス黒くなった。
  発熱38.8℃、氷まくら使用
※ここから柔らかい歯ブラシを使うようになったのだが、血内と口腔外科の見解は異なっている。
血内    → 固いのだと歯茎が痛んで感染の可能性が高まる。
口腔外科 → 柔らかい歯ブラシだと歯の表面の食べかすが取れないので歯を磨いていないのと同じ。
どっちがいいのかは統計学上不明。(誰か実験して下さい)

2000年7月22日入院 25日目

食事 朝100% 昼 50% 夕 10% 発熱37.5℃、白血球900、血液逆流でCV詰まる。 氷まくら使用
口内炎ひどい。
※CV詰まるのはいやだね。ぞっとする。白血球低いと非無菌病棟経由でレントゲン取りに行くのもいやだし。

2000年7月23日入院 26日目

食事 朝100% 昼 90% 夕 10% 発熱37.0℃ 口内炎→軟膏処方。
※病院薬剤師時代には、口腔内塗布用の軟膏の説明をしていたが、実際自分で使用すると、こんな違和感のあるもの気持ちが悪いときには使えない。

2000年7月24日入院27日目

食事 朝100% 昼 70% 夕 0%、血小板65万、白血球2100、体重84.45s、 売店行きたいけれど、ダメといわれる。
※売店に行きたくてしょうがなかった。病院のエサはドッグフード以下(といってもドッグフードは食したことはないが)。売店で自分の好きな缶詰とかカップヌードルとか買ってきたかった。

2000年7月25日入院28日目

食事 朝100% 昼100% 夕100% 体重83.40s、 血圧120−76、マルク施行。

主治医と家族と協議【本人には内緒】
(主治医)今回のマルクの結果は数日ででますが、良いにしろ悪いにしろ本人に告知しても良いか
(家族) 悪い場合はできたら家族に先に話してもらいワンクッションおいてから話をしてほしい。
※このことは、後から看護師さんから伺ったが、先生にも強く自分が医療関係者であるので隠しきれないということと、きちんと説明を受けて治療に望みたいという意向を尊重して隠すことに反対したとのことを聞いた。 


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