入院 10週目  64日目〜 70日


2000年8月30日入院 64日目

食事、朝 100% 昼 80% 夕 50%、バンクより5人の適合者がいるとの連絡入る。 遺伝子レベルの検査がこの後必要とのこと、また、そのうち1人のかたが体重差が少なくよさそうだとのこと。 病棟内夏祭り。
※適合者(表面上の)がいることは嬉しかった。遺伝子レベルではどうなるのかはわからないけれど....。
どう、この心境を文章にあらわすのが適切かはわからないが、例えるなら、遠い遠い親戚が、病気で苦しむ私をはるばると助けにきてもらったような感覚と似ているのではないかと。

病棟内夏祭りについては、子供達が遊んでいる風景を楽しんだことを覚えている。彼ら彼女らは一部の人を除いて、へたな大人よりは、はるかにしっかりしていた。抗癌剤の治療をしているので、見た目は同年代の子よりは小さくみえるが。
彼ら彼女らには、今でも敬意をもっている。

2000年8月31日入院 65日目

食事、朝 100% 昼 50% 夕 80%、白血球1000、MAP2単位輸血【AB型】

2000年9月1日入院 66日目

食事、朝 100% 昼 50% 夕 30% 、約2ヶ月ぶりの入浴許可がでた。白血球1000。 バンクから移植までのフローチャート届く。
※患者ようなのか、医者向けなのかよくわからないが、移植までのスケジュールが細かく手書きで書いているチャートのコピーをもらった。この後は毎日ここに書いてある、だいたいの予定日数を計算して早くて6ヶ月後ぐらい、とか毎日見ながら、いろいろと思いを巡らしていた。

2000年9月2日入院 67日目

食事 朝 100% 昼 カップヌードル 夕 100% 

2000年9月3日入院 68日目

大学時代の友達見舞いあり。
食事 朝 100% 昼 80% 夕 50%、血圧130−68
※友達見舞いがあった。その中の一人は僕が病気になるより前に骨髄バンクに登録しているとのことで、いろいろと知っていた。ひょっとしたら、あなたの骨髄もらうかも、って冗談を言った。 

2000年9月4日入院 69日目

食事 朝 100% 昼 70% 夕 50%、白血球1400、Hb8.3、 主治医よりドナーさんの体重が大きい人でも60〜70sなので、あなたももう少し痩せるとよいとのこと。しかし 病人がダイエットしてもようものなのか。
適合者5人のうち男性が1人だとのこと。第一候補は男性にしたいのだが、体重差がちょっとあるのでダイエットをしてほしいとのことであったが。病人はどうやってダイエットする?
2000年9月5日入院 70日目

食事 朝 100% 昼 50% 夕 50%


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