第二次大戦(いつまでこの戦争は続くのか)


 第一次大戦(化学治療)はしばらく続いたが、ある程度の成果は認められるが相手をゼロにしなければならない。戦国ゲームでは 相手をゼロせず味方にしなければならないが、この闘いは相手はこちら側に寝返ってくれないので、すなわち やつらを根絶やしにしなければならない。....というと骨髄移植しか方法はないというわけだ。

 というわけで骨髄バンクに登録しドナーさんが現れることを待つこととなったのだか、運良くあらわれるかどうか 不明であるし、はじめの検査でオッケーでも遺伝子レベルであうかは不明であるし、あったとしても最終同意が 得られるかどうかも全くもって不明、不明、不明だらけなのでありまする。化学治療のあいだの元気な時に考えることは そんなことばかり、同病の仲間達とお互いが元気であるときに馬鹿な話をしたり愚痴いったり、これが鬱にならない特効薬 となり幸い鬱病にはなっていません。...というか診断は受けていません。ひょっとするとかるいPTSDぐらいは見つかるかも しれませんが。

 入院生活における第二次大戦とはまさに神経戦でずぶとく病気と向きあっていかねばやられてしまいます。特にバンクに登録してから 実際に移植を受けられるまで最低6ヶ月かかりますので強い忍耐が必要となります。

 何度かの化学治療ののち、ある日最終同意が得られ運良く移植を受けられることとなりました。

*注意、説明等 骨髄移植については骨髄バンクのホームページに記述されていますので詳しくはそちらへどうぞ。


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