決断の時


 管理人自身の決断の時は病気がはっきりと解ってから約1ヶ月後のことであった。 担当医から化学療法の結果が思わしくないので骨髄移植でなければ退院は出来ないであろう と告げられた。しかし実は、管理人本人はそれ以前の早い時期に移植する方向で決断していた。 病名が告知されてから2週間くらいたった時であったと思う。なぜそんな早くに結論を出していた かというと管理人妻からの薬剤師の情報誌等、医療専門誌をもってきてもらい、それらの情報で自分の白血病の型、 治療抵抗性であることが予想されること。などなどから決定したのである。管理人の場合、結果、バンク登録後 6ヶ月以内というスピードで移植が行われたことにより病状が悪いながらも考えられる最良、最短の 治療により社会復帰できたものと考えている。あの時少しでも決断が遅かったらと管理人は現在命 はなかったものと思われる。移植の成功率が低いことが患者の決断を鈍らせている原因であるが 自分にとってどのような方法をとるか時間は待ってくれない。決断の時は逃すべきではない。 【型等によっていろいろなことが考えられるため主治医と納得のいくまで話し会うことをお薦めする。】


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