病院用語

 普段、病院の医者等が使用している専門用語いいかえれば隠語であります。ドイツ語、英語、日本語を混ぜて略した変わった言葉です。 気づいた時点で少しずつアップしいてこうと思っています。しかし、病院ごとで独自に使用されている言葉もあるようです。 例えば、僕の職場ではIr−MAPのことをマップということが多いですが、入院していた病院では赤血と呼んでいました。 したがって100パーセントこの用語はこれとはいえないのが現状です。ただこれら用語は患者サイドにたってみれば、医療者が お互い訳のわからないことをいっていると腹立たしさを感じ、医療者との確執を生んでいると考えています。 そこで医療用語【医療隠語】をホームページにて紹介することにしました。


【ア】 

・アフタ 

口内炎のこと、化学治療の時よく起こる。抗ガン剤は細胞分裂の速い所によく効くようになっているので、 ガン細胞だけでなく、比較的細胞分裂が速い粘膜などにも障害を起こす。

・アプラス

再生不良性貧血のこと。

・アポる

脳卒中で倒れるのこと。


【イ】 

・イレウス 

腸閉塞のこと。 


【ウ】 

・ウロ 

泌尿器科のこと。


【エ】 

・エーカーゲー 

心電図のこと。

・エコー 

超音波検査のこと。

・エント 

退院すること。


【カ】 

・カルチ

癌のこと。


【コ】 

・コアグラ

凝固しているものがあること。血液検査なら凝固物が認められることをさすし、尿検査なら浮遊物が認められること。 白血病患者はディアイシーを起こす場合が多いのでチェックが必要である。


【シ】 

・心カテ

心臓カテーテルの略


【ス】 

・ステる

患者が死ぬこと。

・ステマ

人工肛門。


【タ】 

・ダルム

腸のこと。


【ツ】 

・ツッカー

ブドウ糖のこと。


【テ】 

・テーベー

結核のこと。内科混合病棟では要注意。


【ト】 

・ドレーン

排液管

・トロンボ

血小板のこと。先生今日のトロンボいくつでしたかとか尋ねるとびっくりするかも。


【ナ】 

・ナウゼア

吐き気 


【ノ】 

・ノイトロ

好中球のこと。


【ハ】 

・バイタル

呼吸、脈等。朝、脈などを測りにくることをバイタルチェックにいくという。

・ハーベー

ヘモグロビンのこと。

・バルン

尿道のカテーテル。


【フ】 

・ブルート

血液のこと。 


【ヘ】 

・ヘモ

痔核のこと。痔で苦しいときに僕ヘモで苦しんでいます。というと恥ずかしくないので便利。


【ホ】 

・ポリペク

ポリペクトミーの略語。 


【マ】 

・マーゲンチューブ

胃へチューブを入れ栄養、薬等を投与する。 

・マルク

骨髄穿刺。 


【ム】 

・ムンテラ

病状等説明が患者におこなわれること、近い言葉としてICも使用される。ICは集積回路ではありません。 


【メ】 

・メタ

癌が転移すること。


【ル】 

・ルンバール

腰椎穿刺。 


【ロ】 

・ロイケ

白血病。 


【ワ】 

・ワイセ

白血球のこと。


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